よくある質問
ご遺体の移送は、運輸省の許可を得た霊柩運送業者専用寝台車(青ナンバー)でなければ行うことができません。できるだけはやく葬儀社を決めてすみやかに連絡し、ご遺体を自宅に移送します。業者は病院でも紹介してくれますし、前もってゆうネットに加入しておくと安心です。当社でも24時間体制で受け付けています。
葬儀を行う場所に決まりはありません。寺院、集会所、公民館、自宅、葬儀専用の式場などご希望の場所で行うことができます。ただし、会葬者の人数、葬儀の規模によってはご希望の場所では難しい場合もありますのでご相談ください。
津軽地方では一般的にお通夜に会葬者が多く、法事のご案内を頂いていない場合はお通夜に出席する方がよいでしょう。また、お通夜にどうしても都合がつかず葬式に出席するという場合もあります。
日本ではどの宗教であっても一般的に、死者を出した家は年賀状を控えます。しかしキリスト教では、死は神に召された祝福すべきことであって「汚れ」ではないという考えのため、年賀状のやりとりは容認しています。クリスマスカードも出してかまいません。ただし、日本の伝統に合わせて、欠礼する人が多いようです。
やはり生活環境にあっているかどうかが大切です。最初にどの部屋に安置するか決め、スペースを計ってから、仏壇の幅、奥行き、高さなどのサイズを確認し購入しましょう。意外に見落としがちなのが扉の開くスペースです。奥行きは余裕をもって考えたほうがいいでしょう。
喪主は遺族の代表として、故人にかわって弔問を受けることになります。故人の配偶者か、既に成人して社会人として活躍している子供がつとめる場合が多いです。
仏壇は本来、信仰のよりどころとして備えるもので、位牌を納めるためのものではありません。従って不幸のあるなしにかかわらず、いつ購入してもよいのです。一般に新仏が出来て初めて購入することが多いと思われます。その場合できるだけ四十九日までに用意して、開眼供養をします。
お中元やお歳暮はお祝いではありませんから、贈っても差し支えありません。ただその時期が四十九日以内の場合は、少し期日をずらして贈るとよいでしょう。お歳暮などで四十九日以内になってしまう場合、松の内がすぎてから「寒中見舞い」として贈るとよいでしょう。また、水引は紅白でなく、白の奉書紙だけをかけて表書きします。贈る側に不幸があった場合も同じです。
ペットのご供養は、ペット供養の寺院や霊園の世話になるか、ご家族で手を合わせ、死別を惜しみつつ、庭などの片すみに静かに埋めてあげればよろしいかと思います。大事なことは、生き物との死別の悲しみや思い出をしっかりと胸に納め、いのちを粗末にしないようにすることです。特別な供養、埋葬にとらわれないことが大切です。
特に決まっているわけではありません。一年のうち少なくとも、お彼岸、お盆、祥月命日くらいはお参りしたいものです。月ごとの命日や一年の節目、あるいは入学とか就職とかの節目ごとに、先祖への報告をするという意味でお墓参りをするのも望ましいことです。
官公庁服務期によると、忌引期間は次のように定められています。
■配偶者(10日)■父母(7日)■祖父母(3日)■兄弟姉妹(3日)■孫(1日)■叔父、叔母(1日)
*ただし、会社によって違いがあります。
基本的には、祝儀よりは不祝儀が優先すると考え、忌が明けるまで(四十九日まで)は、結婚式、披露宴は一応ご辞退すべきでしょう。ただし、新婚の二人の門出に水を差すようなことになっては失礼ですから、早めに口頭でおわびするのが礼儀でしょう。なお、お祝いをしてはいけないということではないのでご祝儀を持参し、祝福の言葉をかけてあげるとよいでしょう。
遺言がなければ、遺品の形見分けとして、遺族の判断で自由に分けられます。形見分けは「物」を分けるというよりも、むしろ故人の思い出をいただくわけですからその人にとってより思い出深いものをいただくのが、故人への何よりの供養ではないでしょうか。希望が重なるときは、話し合いや抽選などで決めてください。
それぞれの宗派で決められた飾り方や作法があります。そのうえでお参りすることになりますが、忙しい日々を送る人こそ、朝の出かける前に手を合わせる時間をもつようにしたいものです。お給仕は限られた方がやるにしても家族全員がお参りし、それぞれの願いを祈ることが大切です。
ご不幸にあわれた方とあなたとの関係によって、一概におくったほうがよいのか悪いのかいいかねますが、年賀欠礼をもらったからといって、すぐに香典をおくるのは相手の気持ちを考えると早計だと思います。電話で亡くなられたことを知らなかったとわび、お悔やみを述べるとよいでしょう。また、時期をみて相手の自宅へ伺ってお参りするのもよいでしょう。
特に問題はありません。一般的には、宗教的意義とは無関係に、ただ単に子供さんに何か贈り物をしたり、一緒にケーキを食べたりすることが、日本のクリスマスの現状ではないでしょうか。クリスマスは宗教というものについて、楽しみながら学ぶ良い機会だと考えます。
先方から何の案内もなければ、それぞれの家庭の事情もあることですし、しいて出かける必要もありません。どうしてもお世話になった人のところに出向きたいと思うのなら、相手方に迷惑のかからない日時を選んで行くべきです。
2~3人の場合は連名で書きます。この場合、右側が上位となりますから年齢や職場での地位を考えて記入します。それ以上の人数の場合「○○一同」「○○有志」といった表書きにします。(全員の氏名を中に入れる)
死去の知らせを聞いてすぐ駆けつける時は、地味な外出着を着ていく方がよいでしょう。喪服だとあらかじめ準備していたような印象を与えてしまいます。
制服がある場合は、制服が正装となります。制服がないまだ小さなお子さんであれば特別あつらえない限り礼服はありませんので、派手でない平服でよいでしょう。また、急に泣き出してしまったり、手が離せないこともありますので、誰かに預ける必要があるかもしれません。
事情で葬儀に参列できない場合は、香典を現金書留で送っても失礼には当たりません。ただし、郵送する場合も不祝儀袋に入れ、参列できなかった事情とおわび、お悔やみの言葉を書いた手紙などを添えるのが礼儀です。
弔電は、電話(公衆電話も可) 115番か郵便局に申し込みます。
最近はインターネットで申し込みも可能です。
電話は午前8時から午後10時まで、インターネットは24時間の受付です。午後7時以降の申し込み分は翌日の配達になります。
配達時間は午前9時半から11時、午後2時ごろが目安ですから、葬儀に間に合うように申し込みします。
弔電の定型文(一例です) | ||
---|---|---|
7501 | 23字 | ご逝去の報に接し、心からお悔やみ申し上げます。 |
7503 | 32字 | 悲報に接し、悲しみにたえません。心よりご冥福をお祈りいたします。 |
7504 | 27字 | 在りし日のお姿を偲び、心からご冥福をお祈りします。 |
「お悔やみ○○○番」(文の番号)で申し込めます。 |
弔辞はふつう末永く喪家に保存されるものなので、文面をよく吟味し、ていねいに清書します。正式には巻紙に薄墨の毛筆でしたため、奉書紙に包んで「弔辞」と上書きするものですが、無地の白い便箋か市販の弔辞用紙を用いてもかまいません。忌み言葉に気をつけて、遺族への思いやりを忘れず、故人が安らかに眠れるように結びます。
もし、友人のほうから連絡が入ったのだとしたら、故人とは面識がなくとも、友人のために参列したほうがいいでしょう。そうすれば友人も喜んでくれるはずです。
仏式では、よく供物として線香などを贈りますが、神式では、焼香をしないので、果物や菓子、生花などを贈るのが一般的でしょう。
キリスト教式では生花を供えることが多いので贈るとしたら生花がよいでしょう。自由葬は、内容がわからないので式場または葬儀社に事前に確認しておきましょう。贈るなら、生花が無難です。
数珠はまたの名を念珠ともいい、仏さまや菩薩さまを拝むときの法具として使われるほか、その珠を繰りながら聖句を唱え、自らの煩悩が消えるよう念ずるためのものです。各宗派で正式な数珠の形、持ち方があります。ただし、最近は各宗派共通の数珠を使われている方も多いです。