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【津軽のお寺さん巡り~弘前編 vol.6:本行寺(日蓮宗)】

【津軽のお寺さん巡り~弘前編 vol.6:本行寺(日蓮宗)】

 本行寺は、京都・深草の住人で兵学、武芸に達していた本圀寺系の僧であった日建上人を、為信が天正八年に懇請して津軽に招き、寺禄五十石を与えて堀越城中に寺を建立したのが始まりとされており、藩政時代は津軽の日蓮宗総録所として同宗の総元締めだった由緒あるお寺です。

慶長十六年、弘前築城とともに寺町に移りましたが、慶安二年の大火で焼失。翌三年、新寺町の現在地に移転しました。寛文十年と文化七年にも火災に遭っていますが、その後再建された伽藍を解体して建てたのが現在の建物で、平成四年六月に本堂、位牌堂、山門、庫裏を同時に新築し落慶法要を営んでいます。

境内には、弁天堂、稲荷堂、帝釈天堂、などがあり、弁天堂には弁財天がまつられていますが、この弁財天は文化年間から長い間行方不明になっていたのを、前住職の日香師が昭和四十年ころ、市内の骨とう屋でみつけ買い戻したものであります。

文化七年の火災で多くの寺宝が消失しましたが、日蓮聖人の書簡の断片や本圀寺十六世究竟院日上人が天正六年に日建人に授与したといわれる、開基曼陀羅図「幕末の士・勝海舟」の屏風などがあります。

(「こころ 津軽のお寺さん巡り 弘前編」より抜粋。)

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