お知らせ

【津軽のお寺さん巡り~弘前編 vol.13:徳増寺(浄土宗)】

【津軽のお寺さん巡り~弘前編 vol.13:徳増寺(浄土宗)】

 徳増寺は新寺町寺院街のほぼ中央、県道弘前尾太線から貞昌寺参道に入って右側の二軒目にあります。立派な山門の前に大きな足型のついた「両足尊」という石碑が建っており、釈尊入滅の際に残した足形を石に刻んだもので、五年に一度、浄土宗の奥義を信者に伝える五重相伝会(ごじゅうそうでんえ)を行うことで知られています。

 創建はおよそ九百年前と古く、当時は真言宗に属していたといわれますが、後に三世寺(弘前市)に移り、永禄三年に相良天悦住職の時に浄土宗名越派に属しています。

 同寺にとって、もっとも重要な行事の五重相伝会(ごじゅうそうでんえ)の始まりは室町時代です。元々は僧侶だけの行事でしたが、在家の人のためにも行われるようになりました。信仰を深めてもらうための入信の儀式ですが、経費がかかるため、なかなか行われないのが普通ですが、現在職の俊導師が四十世を継いで間もない昭和四十五年から復活させ、五年に一度実施しています。総本山の京都・知恩院などから大勢の僧侶を招いて行うもので、四百数十軒の檀家から毎回二、三百人が参加し、正味五日間みっちり浄土宗の奥義を学び、参加者には終了証書にあたる伝巻(巻物)と戒名が与えられ、三回以上参加すると院号も貰えます。

(「こころ 津軽のお寺さん巡り 弘前編」より抜粋。)

#弘前公益社#津軽のお寺さん巡り#徳増寺#浄土宗

お知らせ一覧へ