【津軽のお寺さん巡り~弘前編 vol.8:宗徳寺(曹洞宗)】
【津軽のお寺さん巡り~弘前編 vol.8:宗徳寺(曹洞宗)】
西茂森弾林街の門前町を過ぎてすぐ右手、赤門をくぐった通称、下寺の突き当りに耕春山宗徳寺があります。宗徳寺の前身、耕春院は天正年間、津軽藩祖為信が実父武田守信の菩提寺として堀越に創設され、その際に田舎館の安養寺住職であった明宝弾哲大和尚を開山としています。
慶長年間、二代藩主信枚は、弘前城築城とともに耕春院を首座とし領内の曹洞宗寺院を集め両側に並べ、いわゆる今の下寺と呼ばれる一帯を構築しました。
明治五年の火災で伽藍(がらん)など一切を焼失しましたが、檀家だった豪商金木屋と棟方唯一住職が再建に立ち上がり、加賀の宗徳寺を再興合併する形で現在の寺名に変えています。
その後、二十九世黒滝精一和尚が、保護司や人権擁護委員として社会に貢献、勲五等瑞宝章(くんごとうずいほうしょう)を受け同寺をさらに盤石なものにしました。名刹だけに宝物も多く、インドから来たという畳六畳分ほどもあろうかと思われる曼陀羅絵や、加賀宗徳寺から背負って運んできたという宗徳寺開祖玉窓良珍大和尚(ぎょくそうりょうちんおしょう)の像などが残っています。
(「こころ 津軽のお寺さん巡り 弘前編」より抜粋。)
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