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【津軽のお寺さん巡り~弘前編 vol.11:盛雲院(曹洞宗)】

【津軽のお寺さん巡り~弘前編 vol.11:盛雲院(曹洞宗)】

 西茂森弾林街の赤門をくぐって宗徳寺に向かうと、右側のほぼ中央に盛雲院があります。鉄筋コンクリート造りの豪華な建物ですが、書院様式で落ち着いた感じのお寺であり、立派な座禅(ざせん)堂があることで有名です。

 寛永十年に三代藩主信義が初のお国入りをするが、江戸から伴ってきた使用人、船橋半左衛門の専横を怒って、乳井美作と兼平伊豆ら重臣が幕府に訴えた津軽家中を二分する大事件「船橋騒動」が起きました。結果はけんか両成敗。船橋は愛媛県の松山家へ、乳井と兼平は山口県の毛利家へそれぞれ大名預け、つまり流罪となりました。

 その後、明治三十七年、本堂からの不審火による出火で盛雲院は全焼し、当時の住職、徳隣和尚が大やけどを負って死亡。明治四十年になって本堂はつつましく建立されましたが、老朽化のため今の本堂が建設されました。

 鉄筋コンクリート三階建て、一階は位牌堂、書院、茶室、会議室、駐車場。二階が本堂、応接間、事務室、位牌堂、庫裏。三階は、座禅堂を備えています。北海道からの修学旅行生が毎年千人から千五百人も座禅するために訪れるほど、座禅寺としても広く知られています。

(「こころ 津軽のお寺さん巡り 弘前編」より抜粋。)

#弘前公益社#津軽のお寺さん巡り#盛雲院#曹洞宗

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