【津軽のお寺さん巡り~弘前編 vol.50:法立寺(日蓮宗)】
【津軽のお寺さん巡り~弘前編 vol.50:法立寺(日蓮宗)】
法立寺は、日蓮宗では青森県内に最初に創建された寺院であり、およそ500年近い古い歴史と由緒を持ちます。天文二年(1533年)に大浦城下の賀田に創建され、現在の参道両側にある本迹院と南栄院のほか、藤崎町の法光寺、大鰐町の日精寺、金木町の妙乗寺、中泊町の弘法寺(グボウジ)の6つのお寺はいずれも旧末寺となります。
弘前城がほぼ完成した慶長16年(1611年)には元寺町へと移転しますが、その翌年に二代目藩主信枚とその重臣であった高坂蔵人との争いである「高坂の乱」に巻き込まれ、当時の住職である八世日元上人が除歴の上に国外追放され、一度廃寺となりました。しかし末寺である上記の弘法寺の二世であった日正上人がこのことを憂いて三代藩主信義に哀願し、新たに日正上人が八世となることで慶長19年に再興しました。その後の慶安2年(1694年)に東長町で起こった大火によって類焼し、翌慶安3年に新寺町の現在地に移転したとされます。
寺号の「法立」とは仏法を立て広めるという意味であり、法華経の教えを広めようとの願いが込められているといいます。また寺内には守護神として、黒塗りで迫力のある鬼形である鬼子母神像が祀られています。明治の初めごろに檀信徒から寄進されたものとのことらしいのですが、詳しいことは分かっていません。この鬼子母神像は6月26日の大祭と毎月28日の縁日で開帳されています。
(「こころ 津軽のお寺さん巡り 弘前編」より抜粋。)
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